30歳の上期。振り返り。そして次に向けて

小さい試合(記録会)ながら、出場した2試合で優勝と準優勝。

本業の仕事ではリモート環境を整えつつも必要に応じ全国を飛び回り奔走して、合間を塗って出身大学の部活のマネジメントなどを通して5-10年後のスキー業界の在り方を僭越ながら考える。


「ぶちかませ2021」

と、意気込んでのぞんだシーズンとしては、結果は"それなり"に出たし、下期や来期に向けての仕込みは”それなりに”できたと思う。一方で当初の目論見を超えるほどの結果が出て、そこに悩まされ、日々を一心不乱に過ごしたらあっという間に終わった。今回は、そんな日々を振り返りつつ、残りの4ヶ月につなげていく機会にしたい。


◯(予想外の)成果と不安

復帰シーズン。苦手な短い距離(って言っても27km)。豪雨。必要な着替えを全て電車に忘れる(※念の為サブ道具があった)。。

最悪の展開でスタートした2021年4月の初戦は、

「初優勝」

蔓延防止期間で有力選手は少ない影響で、220人くらいの中であわよくばトップ5には入れると思ってたら、あっという間の3時間13分で走り抜けて優勝。正直辛いシーンが少なくて、膝を気にするだけでゴールしたら勝ってた。妻をはじめ、応援してくれた方々から祝福される一方で

「なぜ勝ったか分からない」

という不安に。言語化しようと思って、色々な数値を見直してもなぜこのパフォーマンスが出せたか?という理由が当時のリハビリの練習内容などからは論理的に説明がつかない。試合後はその理由がつかないことに非常に悩まされていました。


散々悩んだ挙句に、導き出した答えは「まぐれにして一回封印」という答えへ。


◯まぐれを形にする。再現性への取り組み。

答えが出ないなら「練習」という試行回数を増やして、試合でそのまぐれ対し、再現性を持たせれば良い。5月から出場予定だった試合がコロナ禍で4戦連続で飛ぶという事態も発生したけど、やることは一つ。決められた軸に対し、練習の量を増やして、質をあげていくだけ。


ちょうど、この頃(5月)に戦略資料をまとめ直して、自分自身がどこに向かっているのか?なぜそれを達成したいのか?を見つめ直し、取り組みだしました。(コロナでズレまくったけど。。)


さらに自宅にはすでに1月に整えていた雨でもバーチャルライドができるzwiftの環境を本格稼働、怪我のリスクを可能な限り低減するために、可能な限り自転車で練習場所まで行き、走っていくことを避けるように。これにより月間走行距離は減ったものの、一つ一つの練習に集中(具体的は、区間タイムをとりつつ)できるようになった。

そんな形でのぞんだ8月のくろんど輪舞曲・ロンダー記録会。

広島からの刺客として、準優勝。やっぱり、練習は裏切らない。

正直、ホっとしました。暑さにやられて狙ったタイムからは、程遠い結果だったけど少なくとも前半部分は予定通り遂行。秋以降のレースにつながる非常に良い機会でした(記録会をしていただきありがたい)


◯まとめ

全力で取り組んで、勢いで突き進んだら、よく分からないところに点を打っても良い。その点をもう一度打てるように必死にたぐり寄せ自分のものにしていく。2021年の上期を通して学びました。やっぱり練習は裏切らない。

「トレイルを通してカッコ良い大人になる」

怪我をした時、いや、、怪我する前から、最大の目的は何一つ変わっていません。あくまでもトレイルランニングは人生を豊かにするための手段にしかすぎません。

そんな、4月には新たにスポンサーシップの関係を前々職時代にお世話になった会社様(houza様)と結びました。

一人の熱狂が周囲の方々に共鳴し、その先の世界を創る。

一番近くで応援をしてくれる妻を始め、アンバサダーとしての物品サポートやスポンサー様からの応援。優勝したら一緒に喜んでくれて、怪我をしたら強くなって帰ってこい!というメッセージを。本当にありがたい。下期もたくさん迷って、悩んで、真っ直ぐ取り組んで。


ぶちかませ2021。

現実と夢を繋ぐ瞬間に出会うために

ウルトラトレイルランニングの世界一を目指す、社会人 変態ランナーの奮闘記

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