5月のトレイルをKPTで振り返ってみる

GWの試走70kmからの、恐羅漢65km・NAGIpeaks52kmと、ほぼ毎週レースかそのつなぎで、なかなかハードだった5月。(よって振り返りが1週間遅れ。。)今回は、レースの振り返りとともに、KPTというロジカルシンキングの思考法の超基本的要素で5月を振り返ろうと思う。


◯NAGI52kmについて

仕事などの出張が多く、なかなか戦略を立てる時間もなくてしっかりと予定タイムテーブルが完成したのはスタート2時間前@ジョイフル東津山店。笑

ただある程度、恐羅漢の時に準備をしていた自分の「ベースの数字(厳密に言うとRPE)」が全て可視化できていたため、あとはそこにパコパコ当てはめて手描きで作成。

結果的には「予定:8時間15分」に対し「結果:8時間24分」と10分以内の誤差で調整をすることができました。実際は、後半の数字が遅れ気味だったので、今後のレースに向けては係数をかけてみて今後を調整してみようと思います。


新たに実験してみて得たことは、「潰れかけからの復活」

今回中盤25km地点(那岐山登り返し)ぐらいで内臓が苦しくなってきて「あー、また恐羅漢の二の舞になりそう」、と思ったので早々に、LT値以下の心拍数/速度へ減速。

17km・D+1200mの区間をジェル2つで我慢してたら、その後内臓も復活して、終盤のプッシュにつなげることができました。(最終盤で、突っ込んでオールアウトしたけど。笑)

絶対にトラブルが起きる100km以上のレースが主戦場としている中で、この人体実験の結果はすごく良い財産になりました。まだ、しっかりと数字では見えてないけど、MCTオイルのファットアフダプテーションの効果もでてきたかな?と思う。


◯5月の振り返り

・トレイルランニングとKPT

どうしても(特に頑張った)レース後、気持ち的も「ロス」が発生してしまうのがトレイルの難しいところ。気乗りがせず、なんとなく日々が過ぎていき、気づけば次のレースが、、、みたいな感じで、準備不足から結果が出ない。。。そんな中で、どうしようかな?と思っている時に昨年度インドネシアでの失敗のあとに次につなげようと出会ったのが、KPT。

シンプルな思考法の割に、「Keep:よかったこと=維持すること」「Problem:改善点」「Try:改善点に対する打ち手」と、【次のレース】に向けた視野を持てる結構良い思考法。


もっと深堀すると、MECEなどでしっかり分解する必要あるかと思うけど、それはまた後日。


・実際に5月をKPTで振り返ってみる

−Keep:よかったこと=維持すること

 →トレーニングピークスを軸に練習サイクル(平日3日程度+週末追い込み)が安定していた【トレーニング】

 →食事も健康的(あんまお酒飲まない)、かつ睡眠も平均6時間以上は取れているので、日々リフレッシュできている状態だった【生活】

特にトレーニングは順調でCTLも予定を大きく超えて、6月のメインレースでは95くらい(←今のレベル?と思っていただけたら)で着地できる状態に持ってこれています。


−Problem:改善点

 →体幹、リカバリーの領域をほとんどできていない【トレーニング】

 →練習日誌がおろそかになった【その他】

 

測定の数値の中で、足はこれ以上仕上がらないので、体幹にしっかりとチャレンジしたい。スキル的にも、レース後半で疲れている中で軸がぶれない走りができるかと思う。(現状、ゲキぶれ)また、レースが多くなり強度の高い練習の中で怪我をしないためにも、リカバリーも大切(←まずは知識から)


−Try:改善点に対する打ち手

→睡眠前の時間の使い方を変える

寝る前の時間はどうしてもスマホをいじったり、ぼーっとしたりしている時間が多い。ここの時間を上記の課題に当てること。日誌は日々で書くとやめちゃうことが多いので、週次で振り返っていこうと思う。その中で、今一度知識のインプットをしてリカバリーの領域に努めていきたい。


・まとめ

6月、7月と上期のメインレース。ちょうど1年前にターニングポイントになったpenang100。絶対に成長を数字につなげて、さらに大きく飛躍できる足がかりにしたい。

またまとめるけど、今回は順位にこだわりたい。最低でも10位以内入賞。初の総合入賞を思い出のレースで絶対に達成する6月。それだけを目指そう。

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